Intel realsenseのファームウェアをアップデートする話

新しいパソコンにlibrealsenseをインストールした後に realsense-viewerなるものでちゃんとインストールできたかどうだか確認しようとしたところ,

realsenseのファームウェアが足りなくて拙者はやる気が出ませぬ.

と言われてしまったので,ファームウェアをアップデートした.

一昔前は,realsenseのアップデートにはWindowsが必要だった気がしたのですが, 今回(2018/9/28)確認したら,LInuxでもできるらしかったので,アップデートしました.

アップデートの仕方は,さすがインテルさまさまだけあって,ここにしっかり書いてありました.

ただ,この説明書の中では,コマンドを打つことをお願いされるのだが,

説明書からのコピペですまそうとすると,変なところで改行が入ってしまって,

最終的に手打ちせねばならなくなったので,次回のために,ここに改行を抜いたコマンドを

ここに,貼り付けておきたいと思います.

アップデート方法

1. ターミナルを開きます.

2. 以下のコマンドを打ちます.

echo 'deb http://realsense-hw-public.s3.amazonaws.com/Debian/apt-repo xenial main' | sudotee /etc/apt/sources.list.d/realsense-public.list
sudo apt-key adv--keyserverkeys.gnupg.net --recv-key 6F3EFCDE
sudo apt-get update
sudo apt-get install intel-realsense-dfu*

dfuはdevice firmware updateの略らしいです.これ豆な!

3. ファームウェアをダウンロード

ここからファームウェア本体をダウンロードしてください.

4.ファームウェアを解凍

zipファイルとして落ちてくるので,解答しておきましょう.

5. BusナンバーとDeviceナンバーを調べる.

新しい,ターミナルを開いて,下記のコマンドを打ってください.

lsusb

そして,BusナンバーとDeviceナンバーを調べてください. f:id:s_harumo:20180928120546p:plain

わたしの場合は,Busナンバーが002で,Deviceナンバーが006です.

6.ファームウェアをインストール

Busナンバーが002で,Deviceナンバーが006で, ファームウェアをインストールしたのが,~/Downloadならば, 下記のようなコマンドを打ってください.

もちろん,realsenseをパソコンにつなげることを忘れないでくださいね.

intel-realsense-dfu -b 002 -d 006 -f -i ~/Download/Signed_Image_UVC_5_10_3_0.bin

更新は,10秒ぐらいで,終わります.

7. 確認

下記のコマンドでrealsenseのファームウェアのバージョンを確認することができます.

intel-realsense-dfu -p

私の場合は,

FW version on device = 5.10.3.0
MM FW Version = 255.255.255.255

となりました.

お疲れ様でした.